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服装は?お香典はいつ持ってく?葬儀の疑問を大解決

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葬儀での服装のマナー

葬儀での服装のマナーとして基本は喪服を着用することを覚えておきましょう。
細かい事を言いだすと人によって様々なマナーがあると言えますが、基本は葬儀に参加する時は喪服を着用しておけば問題ありません。後は地味な格好をすること、オシャレを追求しないこと、ここら辺も一つのポイントです。
例えば、時計を付ける場合でもブランド品のキラキラした時計を付けるよりは安い時計が良いとは言いませんが、あまり目立たない時計を付ける方が良いです。
つまり、お葬式ではきらびやかな恰好をするよりも、とにかく地味な格好で目立たない服装を心掛けることが基本というわけです。
家族葬のような身内だけのお葬式なら、お通夜をする時などは私服で行うこともあります
逆にそこそこ大きな規模のお葬式を実施する場合はやはり上記のように目立たない地味な格好でお葬式に参加することを心掛けておきたいものです。
お葬式は結婚式とは真逆の考え方をするようにしましょう。
何よりも喪主の方や家族の方への配慮を最優先に考えることが大事なので、これはしっかりと覚えておかなければなりません。
喪服をお店で購入する場合、そこで店員さんにいろんなアドバイスを聞いておくと良い参考になります。
女性の場合ならバッグなど、小物を含めて地味な格好を目指す必要があるので注意をしましょう。

お香典はいつ持っていく?葬儀の流れ

日本各地で微妙に異なる葬儀の作法、その中でも誰もが一度は迷うのがお香典を渡すタイミングではないでしょうか。
よく言われることですが関東と関西では作法が異なっていることが多く
同じ関東の中でも場所によっては細かく異なる場合もあるくらいなので、
特に遠く離れた地方から関東地域へのお通夜や葬儀への参列という場合はその戸惑いも大きいものでしょう。
関東ではお通夜と葬儀の両方に参列する場合はお通夜に渡すのが一般的です。
両方に参列するからといって二度渡すわけではありません。参列が葬儀の時だけならもちろんその時に渡します。
香典袋は黒白の水引のものを使います。表書きは薄墨を用いて仏式であれば「御仏前」、神式であれば「御神前」、宗派が不明な場合であれば「御霊前」で構いません、裏は折り返しが下向きになるように外側に重ねます。
中包みには新札ではないお札入れて金額や名前と住所を書きます、
最近はあまり拘らなくなりましたがお札を人物像が無い裏側で揃え、それを中包みの表側に向けて入れるというのも作法とされていました。
もし、何らかの都合でどちらにも参列できない場合はまず弔電を打ってご遺族の方々に参列できぬ旨を伝えましょう、
その後にできるだけ早く現金書留にて送るのですが現金そのものを入れるわけではありません、手渡しする時のお香典をそのまま入れて送ります。
また、お悔やみと参列できないことへのお詫びを一言書いた手紙も添えましょう。注意すべき点として仮通夜では渡しません、あくまで本通夜か葬儀です。本通夜で受け付けが準備されていない場合は親族の方にお渡しします。

葬儀用の花はどこに頼むべき?

葬儀と通夜では、近親者や縁者が故人を偲ぶのが主な目的ではありますが、
多くの人の目につくので、みんなが別れを惜しむさまが目でもわかるように、
生花や花輪がまばらにならないように気を付けると良いとされます。
多くの場合、葬儀の式場がさみしいようなら式場に贈ります。
ただし、故人が在職中に亡くなった場合や、企業の経営者だった場合には、
式場にはたくさんの贈り物が届いていることも多いので注意が必要です。その場合は、ご自宅の枕もとなどに贈るとご遺族の慰めになります。
判断に悩んだ場合には、素直にどちらにお願いすればよいですかとお尋ねするのが安心です。訃報を知らせてくれた人がご遺族ではなく、知人を通じて知った場合など、送り先がわからない場合は、葬儀の会場の受付に直接電話して、”そちらで、何時からの○○家のご葬儀に贈るにはどのようにしたらよいですか”と尋ねると、手配をして代金を直接請求してもらうことができます。
葬儀の式場に送る場合は、受付が統一されている場合に加えて、指定業者も決まっていることが多いので、ご遺族や、訃報を知らせてくれた人に、”お花を贈らせていただきたいのですが、とお伺いをたてると良いでしょう。
故人のご遺族や近親者は、自分たちが悲しくても、悲しむ暇もなく手続きに追われていることが多いので、できる限り手を煩わせずに手配するよう心がけます。

葬儀に参列できない場合

親しい人やお世話になった人が亡くなった場合には出来るだけ葬儀に参列したいものですが、どうしても都合がつかずに参列できない事もあるでしょう。
出産を直前に控えた妊婦さんや身内の結婚式が近い方、遠方にお住まいの方、入院されていたりお身体の不自由な方など、葬儀に参列する事ができないケースは色々とありますが、ではこのような場合には一体どうすれば良いのでしょうか。
何らかの事情で参列できない場合はその代わりとして弔電を打つと良いとされています。距離が離れており、告別式にはどうしても間に合わないという場合にも弔電を利用すると良いでしょう。弔電は出来る限り早いうちに送るようします。
実際に弔電が読まれるのは告別式であることが多いと思いますが、通夜や告別式に参列ができない事に対し弔電を送る事でお詫びをするわけですから、できるだけ通夜までには先方に届くようにしたいものです。
直接お悔やみをと電話をおかけになる方もいらっしゃるかもしれませんが、
慌ただしく準備をされているご遺族の負担となってしまいますので、お悔やみは電報を使うようにして下さい。
また故人やそのご遺族との関係によっては、現金書類にて香典を送るようにしましょう。その際、より丁寧にと思うのであれば、直筆のお悔やみ状も添えるのがおすすめです。
このような対応をした上で、後日ご自宅にお伺いすると良いでしょう

遺品整理の形見分けされた場合

故人との関係によっては、ご遺族の遺品整理後に形見分けを受ける場合もあります。そのようなときにはご遺族の気持ちを汲んで基本的に受け取りましょう。
故人の思い出を偲ぶこと、忘れないでいようという思いが目的のため、お礼の品は不要と言われています。
何よりも故人とご遺族を思いやった行動をすることが大切です。形見分けについてする側のマナーや、詳しい解説はこちらのコラムにのっています。