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【1分で読める】最低限知っておくべき葬儀のこと

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人はいつかこの世を去ります。
その際に欠かせないのが、故人のお葬式です。
いつ何時、そういう事態になるかわからないものです。
しかし、まったくお葬式について知らないよりは、少しでも知っておいて損はありません。

 

葬儀を行う際に必要な手続き

葬儀を行う際の必要な手続きは、まず病院でなくなった場合には病院から葬儀社に連絡してご遺体を病院から自宅へ搬送してもらいます。自宅にご遺体が戻れない場合には、安置する場所がありそこに預けることも可能です。
首都圏の場合は自宅で告別式を執り行わないケースが増えていますので、前もってどの業者に依頼するか心づもりをしておくと便利ですが、分からなかった場合でも病院で紹介してくれます。病院を出る前に故人の死亡診断書を医師からもらい、葬儀社に渡すと区役所への届け出をして埋葬許可証などの必要な書類を取得してくれます。
その後、通夜・告別式について業者と相談して決めます。故人の写真をあらかじめ用意しておくとその時になってあわてずにすみます。参列者の人数はどれくらいか、どれくらいの広さの会場か、親戚の方がどれくらい参列されるのかも連絡をもらい、通夜ふるまいや精進落としの食事の人数を決めます。又お式の後に火葬場まで移動する人数に合わせマイクロバスやハイヤーなどの手配など、お式に関する細かいことについては業者が流れに沿って家族と相談の上手配してくれますので、遺族が手を煩わせることはありません。一通り決まったら見積もりを検討し、納得の上で業者に頼みましょう。告別式の日取りがきまったら、親戚や友人、会社などへ日程を連絡します。通夜の前に納棺があり、近親者のみで行います。棺の中にいっしょに収めたいものがありましたら用意します。また通夜・告別式で受付や香典袋の管理を親戚の中で決めてお願いします。火葬場までは横浜中心部は特に渋滞が多く時間がかかることもありますので、小さなお子さんのいる場合は軽食を持参するとよいでしょう。準備から終わりまで業者の方が丁寧に説明し誘導してくれますので、遺族は故人をお見送りすることに集中できます。

葬儀に掛かる費用

いくつもの葬儀屋がありますので、その各所によって費用も違います。
自分も同じ地域に住んでいる場合は地元にある所をいくつか調べてみるのも良いでしょう。
今は、インターネットで簡単に地域にある葬儀屋を調べて費用を確認することも出来ます。
現在行われているのは、一般葬と家族葬が主流です。
核家族化が進んだ影響もあり、家族葬を執り行う所も増えました。
かかる金額ですが、直葬は5名程の参列で艶や葬儀なしで大体が10万円ぐらいです。
また、一般葬では50名から400名によって50万円以上はかかります
最近では多くの世帯が家族葬を選択しています。30名ぐらいの参列を予定して、予算は30万円くらいです。一日葬というものもあり、それは大体が20万円ぐらいからで告別式のみで行うものもあります。それ以外にも、オプションが付き、さらに読経などがプラスされていきます。
忙しい中での見積もりを出してもらうのも大変なものですが、前もって知っておくといざという時に役立ちます。余り縁起の良いものではないからといって、回避できることではありません。
高齢化社会となった現代だからこそ、家族は知っておくべきことでもあります。

葬儀における挨拶について

車がどうしても必要な田舎ではない限り公共の交通機関でお越しになる参列者も考えられるので、葬儀ではその様な方々の事を考えた挨拶から入る方が良いでしょう。遠方から来られる方ですと、迷いながら来られた人もいるかもしれません。中には仕事を休んで急いで来られる方もいるかもしれません。ここまでの事を考えながら喪主の挨拶を行えば、心からお詫び・お礼の言葉として自然と表情や言葉にも出てくるでしょう。
よく、渡されたメモ紙を見ながらお話ししている人がいますが、メモを見るのが悪いという訳ではありません。
しかし、一社会人として、本当に忙しい中来て下さった参列者の方に、どういう風にすれば心を込めた言葉を伝えることが出来るのか。そう考えたときに「心にもないこと」を言うのではなく、「心にあること」をいう事で聞く側にもきちんと伝わります。参列者の中には故人の事をあまりよく知らない人もいるでしょう。そういった方々はどうやって故人を偲ぶのでしょうか。
簡単な略歴はあるとしても、故人がどういった人物なのかよく分からないと思います。そうなってくると、喪主が言う言葉の一つ一つが重要になってきます。きっと聞く側は故人の言葉として捉えているでしょうから。こういった部分も考えると、単純にメモ紙を読むのでは本当の意味での故人の為の儀式が行えないのではないでしょうか。
参列者の事を考えた言葉というのは参列者は勿論、故人の為にも大変重要になってくるものでしょう。

いつ何があるか分からない。やっておくべき生前整理

人生にはいつ何があるか分からないものです。節目・節目に生前整理をしておくことも重要です。家族が集まるときに、思い出を振り返りながらも整理を進めておくと、本当に大切なものを一緒に棺桶に入れてあげることができたり、葬儀後に遺品を巡って争いが起こるような悲しい事態を回避することが出来ます。長い間眠っていた思い出の品々には、処理の仕方が分からないようなものも多く、そこで作業が止まってしまうこともしばしばあるようです。そのようなときには生前整理の業者に相談すれば、まとめて引き取りをしてくれるため、作業をスムーズに進めることが出来ます。最近はインターネットで相談や見積もりが出来るので賢く利用しましょう。